2007年02月02日

暗から明

天井をはずした。
体中、約100年もののすすだらけ。
頭にタオル、防塵めがね、マスクの完全防備。しかし、鏡をみたら、笑ってしまうくらいの黒さ。
でも、その収穫は大きかった。
暗から明へ。
廃屋に蘇生の風が吹き抜けた感。

??γ 022.jpg    ??γ 034.jpg

そしてまた発見。
屋根の下にまた屋根。
??γ 028.jpg

増築を重ねた上このようになったようだ。
一番最初の建物の屋根部分が露出した。
毎回驚かされる。

そして、今日は友人の塩田大成が見学にきた。
??γ 041.jpg

2度目の来訪だが、空間プロデュースを生業にする彼との会話はなかなか濃密で刺激を受ける。
作業は明日も行う予定。手早く片付けをし、最近行き着けの近所の喫茶でしばし談笑。

塩田大成 http://virustuidio.blog.shinobi.jp/


posted by 饗茶庵 at 00:24| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月29日

畳上げ

今市 004.jpg今市 001.jpg今市 003.jpg

畳を上げてみた。
というより処分した。
全部で42畳。かなりの重労働。
軽トラで4台分。処理場に持ち込んで、処分料1枚¥1000−

畳を上げると雨漏りで床板まで朽ちていた。
ここは土台から作り直しが必要。

床板を剥がしてみると以前の玄関部分がでてきた。
増築を重ねた建物のため、壊し始めるといろいろなものが出てくる。
遺跡堀りのような発見がある。

今市 002.jpg

この部分はなかなか風情がある。このまま生かせる方法を考えよう。

今市 007.jpg今市 008.jpg

襖も分別解体。すると、襖紙の裏地から墨書きがでてきた。よく見てみると、おそらく戦前の帳簿らしき書類。もちろん和紙。リサイクル品です。
モノを大切に使っていた時代。それが当然だった時代。今は・・・
様々なことを考えさせられる一人作業。
年明けもつづく。












posted by 饗茶庵 at 00:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月18日

久々に・・・

気づいてみたら、もう半年も更新していなかった。

最近、ブログを見てか、「お店出すんですか?」とか「進みました?」とかたくさんの方から質問される。

「一応、進んでます。」
言い訳のようだが、
この半年は水面下での、準備作業だった。
結構ハードな日々。

これまでの経緯。

周辺調査
→物件近辺の状況を調査。いい感じの焼き鳥屋を発見。やはり、この街はなかなかの素質を持っている。

畑の購入。
→直接の関係はないが、今後のメニューに使えそうな野菜をとりあえず自分で作ってみようと思ったのと、借りた敷地内にあったプレハブ物置を頂いたので、その移転先としての利用。

京都での町屋・飲食店の視察。
→友人の大工、Aちゃんと1週間、店から離れて、自分が饗茶庵を作り始めた頃の刺激を得る為の京都安宿ツアー決行。ここで、コメントを頂いたドリーさんとの出会いがあった。

軽トラ購入。
→今後の作業の資材、道具、家具類の運搬用に解体屋さんから軽トラを購入。なんと3万円。激安!

プレハブ移築。
→頂いたプレハブ小屋を購入した畑に移築。これは業者に任せた。プレハブ跡地は駐車場に利用。これで6台分の駐車場確保。うなぎの寝床はこれがなくなるだけで、随分広々とした。作業能率もアップしそう。

エッセイ連載
→地元の情報誌「マロニエリビング」にてカフェエッセイを連載することになった。気軽に返事をしてしまったが、連載ってきつい。この前書いたと思ったら、また次のお題。なかなか苦労している。饗茶庵近辺の方々、お暇でしたら、ご覧下さい。

畳上げ作業。
→やっとのこと現地にての作業。50畳ほどの畳を処分しなければならない。処分業者に依頼すると1枚¥2000-かかるらしい。自分で処理場に持ち込むと1枚¥1000-。これは自分でやるしかない。購入した軽トラに1枚1枚運び込み、処理場へと運搬。その最中、なんと軽トラ故障!!!。
やはり、3万円は安すぎた。

などなど、いろいろありすぎて、ブログ更新までいかなかった。
結局、言い訳になってしまった。

軽トラは修理の末、本日復活。

そろそろ作業を再開しようっと!



posted by 饗茶庵 at 22:31| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月30日

物置小屋

IMG_1631.JPGIMG_1634.JPGIMG_1633.JPG

連休明けの本格作業開始の前に、
以前より気になっていた
饗茶庵の物置を修理。
7年前、店をオープンした時、調理道具などを保管するのに
置き場がなくて仮設で建てた小屋。
波板が示すとおり、ほんと仮設。
秀吉は一夜にして紙で城を築いたというけれど、
その通りの一夜小屋。
仮設のまま7年も過ぎたので、大仕事を前に、ウォーミングアップのつもりで改装。
扉の位置を変え、窓を付けた。この窓、近所の明治時代に建てた医院を取り壊すというので、まだまだ使えるものを頂いてきていたもの。
百年前の建具。まだまだ使える。
↓ちなみに、以前はこんなところについていた。
IMG_1071.JPG

持ち主の方も、取り壊すのは残念だが、仕方がない。一部でも使ってくれればということで、部材を活用させていただいた。
小屋に使うのは、ちょっともったいない気もするけど。

店の仕事をしながらあいまを見ての作業だからなかなか進まないが、トタンを貼って、連休中には完成させる予定。
posted by 饗茶庵 at 13:54| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月20日

つくる前の大仕事

IMG_1487.JPGIMG_1480.JPG

この状況。

暫く放置されたままだけあって、雨漏り、床は抜け、ガラクタの山。
とりあえず、ゴミの片付けから始める。
幸い、叔父が暇な時に、少しずつゴミを出してくれている。
それにしても、実際の作業はゴールデンウィーク明けになりそうだ。

それまで、大まかなイメージを作り上げることにした。

IMG_1485.JPGIMG_1469.JPGIMG_1477.JPG

この建物の魅力。
最大限に生かせるものは生かす。
和であり洋である。

そもそも、この物件、単なる住居ではない。
聞くところ、大正年間の築であって、当時この周辺は色街の態をなしていた。
この物件もそういった類のものであったようだ。

IMG_1474.JPGIMG_1491.JPG

所謂、男性客相手・女給さんのいる当時のカフェーに近いもの?いや、その先まで・・・。
そんな歴史が、私を惹きつけた。

カフェーとカフェ

男と女
陰と陽 表と裏 

東洋と西洋 
新鮮さ懐かしさ 刺激と癒し 

洗練と混沌

すべて混在する場所。

んー。ムズカシイ。




posted by 饗茶庵 at 22:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月01日

運命的な場所

IMG_1539.JPGIMG_1432.JPGIMG_1556.JPG

それは今から一月前。
高校時代よく通い詰めたラーメン屋のある街に私はいた。
休みのドライブの帰り、久々に親戚の家に顔をだすと、
ガラクタ好きの私の趣味を知ってか、
「今度、古い家を壊すが、何か欲しい物があれば、持って行きなさい。」
顔を見るなり叔父は笑顔でそういうのだった。

旧街道である国道と並行に伸びる街並みはかつての歓楽街。ところどころに往時の繁栄振りを物語る建物が残るがほとんどはシャッターを下ろし、歩く人影もまばら。
間口4軒、奥行き60メートルの土地に5棟の建物がつづく。まさにうなぎの寝床、その突き当たりが水路になっていて、その向こう側は国道までつづく空き店舗の裏口。かつては表通りから裏通りまでこの店舗の持ち主がもっていたらしい。所謂、江戸時代からの大店。その大店が、平成の時代にはいり、店を閉め、うなぎの寝床を売りに出した。裏通りで治療院をやっている叔父はとその半分を購入し、5棟の建物を壊して駐車場をつくると言う。

その1棟。一番奥の水路の脇にひっそりと佇む廃屋。その建物を一目見た時、私の心の何かが動かされた。咄嗟に、壊さずにここを貸してくれるよう叔父に頼み込んだ。幸い叔父も、全棟解体するにしても多額の費用がかかるし、すぐに壊さず、私からの家賃が入るなら、後に解体にしろ費用の足しにもなると理解し。やるだけやってみろと私の提案を快諾してくれた。

さて、大問題である。勢いで廃屋を借りることになったもののどうすべきかまったく考えていなかった。私はいつでもこうである。今の饗茶庵も7年前全くの勢いだけではじめてしまった。何とかなるさで続いてきたが、いざもう1店舗となると。2店舗目を考えてない訳ではなかった。でもこういうことならもっと真剣に考えておけばよかった。資金がない。つくずく反省である。
しかし、借りてしまった以上。どうしてもやらなきゃならないのは男の性。もう、後には引けない。ということで、
1、お金をかけない。=店は自分で作る。
2、饗茶庵の仕事もあるので週1回の休みを店作りにまわす。
   =休みを使うので、店づくりを大いに楽しむ。
3、それ以外のことは、やりながら考える。行動あるのみ。
以上のことを決めた。結局、「何とかなるさ。」である。

ありがたい事に、叔父も事情を話すと、1年間は無償で貸してくれることになった。
1年でできるか、2年かかるかわからないが、とにかく
プロジェクトスタート!
posted by 饗茶庵 at 21:22| Comment(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。